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響気整体が共感する方へのインタビュー
産前産後ヨガ講師、誕生学アドバイザー
竹村絵実さん



●ヨガをはじめたきっかけ
●ヨガ講師としての活動、誕生学との出会い
●「生まれてきてくれてありがとう」と思えるための手助けがしたい
●生徒さんのおかげで自分も生かされている
●深い呼吸でリラックスすることが大事
●ヨガの効用 ― ヨガと整体の接点
●生まれてくる日は子供が選ぶ  
●子供は自分の思い通りにならない
●3.11後の世界 ― 復興に向けて
●放射能と同じように大事なこと 
●ママたちが癒される場ができたら 
 

■産前産後ヨガ講師、誕生学アドバイザー 竹村絵実さん

今回インタビューさせていただいたのは、産前・産後の女性のヨーガ(以下ヨガ)講師である、竹村絵実さんです。

聖路加産科クリニックや、育良クリニックなど、とりわけ自然分娩に力を入れている産科医院で、妊婦さんや産後の女性に向けてヨガクラスを担当されています。

また、世田谷区の三宿にあるサロン、Primarily.b(プライマリー・ビー)さんでも妊婦さんや産後のママ向けのヨガのワークショップを開催されています(ここはキッズ・スペースもあるので、お子様をあずけてゆったりとヨガができます)。

*竹村さんの最新情報、スケジュールは、竹村さんのHPブログをご確認下さい。

妊婦さんはもちろんですが、産後の女性にとっても、心身をゆっくりとゆるめること、深い呼吸でリラックスすることは大切なことです。

体の中の自然の働きを高めて、自分らしいお産をするためにも、ヨガは有効だと思います。深い呼吸は心身の緊張や硬直をゆるめてくれますから、僕も整体を受ける方に積極的にヨガを勧めています。

竹村さんはヨガ講師としての活動以外にも、「誕生学アドバイザー」の資格もお持ちで、今回はそんな話も伺うことが出来ました。

竹村さんにお会いしてインタビューをさせていただいて、あらためて思ったのですが、本当に美しい女性は内側からにじみ出てくるような美しさをそなえているのだなということ。

女性として、母としての芯の強さやたくましさを内包しているというか、凛々しさを内に秘めている、そんな竹村絵実さんにお話を伺いました!

■ヨガをはじめたきっかけ  

吉村光弘(以下吉村):ではよろしくお願いします!

竹村絵実(以下竹村):よろしくお願いします!

吉村:まずお尋ねしたいのは、竹村さんはどういう経緯でヨガに出会ったのでしょうか? 

竹村:小さい頃にクラシック・バレエを習っていて、その延長のような感じで中学ぐらいからジャズ・ダンスをやり始めたんです。『フラッシュ・ダンス』っていう映画ご存知ですか?

吉村:はい。知っています。

竹村:あの映画を見てダンスを始めたような感じで。それとファッションモデルのクリスティー・ターリントンが好きで、彼女の影響で芸能界のタレントのような仕事も中学の時からしていたんですね。ジャズ・ダンスはそのレッスンの一環で習ったんですけど、ヨガに出会ったのも彼女の影響です。

吉村:それはいつぐらいですか?

竹村:14~5年前ですかね。

彼女の生き方とか生き様が好きで、今のようにヨガが流行る前ですけど、彼女が趣味でヨガを始めたということを聞いて、ヨガってどんなのだろう?と思って。

14~5年前はまだ、おばあちゃん世代がレオタードを着て(笑)やっているようなものしかなかったんですけど。
…あの、地下鉄のサリン事件は何年でしたっけ?

吉村:事件があったのは…1995年ですね。

竹村:当時は大学でヨガのレッスンに行くんだと友達に言うと、「えっ? ヨガ?(オウムなの?)」っていう感じで、ビックリされる感じだったので、ごく一部の人にしかヨガを始めたことを言わないで、隠しながら通っていました。

それで、まわりはおばあちゃまとか、おばさまとかばかりで、その中に混じってヨガをしていたのですが、それがすごくよかったんですね。以前からダンスをやっていたので、腰痛とか肩こりとか筋肉痛とかが当たり前だと思っていたのですけど、ヨガに通うようになったら体が楽になって、あれ、今までのあの体の重みは当たり前じゃなかったんだ!という気づきにもなって。きっかけはそれですね。

吉村:ヨガを習ったのはどちらで?

竹村:当時はヨガを教わるには、まだカルチャー・センターのようなところしかなくて、たしかそういうところだったと思います。ヨガスタジオなどがほとんどなかった時代なので。広池秋子先生という方のヨガ教室に通いました。それが90年代後半ぐらいだったと思います。

それで、しばらくそこに通っていたのですが、もっと同世代にもヨガの素晴らしさを伝えられたらと思い、日本フィットネス・ヨーガ協会のインストラクター養成コースに通って資格を取りました。ここは、インストラクターになった後もスキルアップ研修がたくさんあり、ヨガの歴史や思想、様々な呼吸法、瞑想など知識としての学びもたくさんありました。

ヨガの仕事の斡旋もしていましたので、自社スタジオや大手のスポーツジムに派遣され、たくさんクラスを持つようになりました。それと、タレントの仕事もかじっていたこともあって、協会の先生方が本を出したり、取材を受けるときに、ヨガモデルもさせていただいていました。

結婚後は、富士山溶岩浴の中でするマグマヨーガのプログラムディレクターとしてスタジオ立ち上げのお手伝いをさせていただき、そこで、インストラクターを養成したり管理したりする大変さと喜びを経験させていただきました。

その他、アシュタンガヨガのchama先生・シヴァナンダヨガの友永淳子先生などのレッスンに通ったり、渡印したりして、国内外で様々な流派のヨーガを学びました。もちろん、今も学び中です。

■ヨガ講師としての活動、誕生学との出会い

吉村:で、現在は主に産前・産後のヨガ講師として活動されているわけですね。

竹村:はい。私はそもそも一般向けのヨガを教えていたのですけど、自分の妊娠・出産を機に、あちこちで習って産前産後ヨガもやるようになったんです。日本マタニティ・ヨーガ協会の認定資格もとりました。

いまは、育良クリニックさんと聖路加産科クリニックさんと、それとPrimarily.b(プライマリー・ビー)さんというアロマトリートメントやジェルネイルなどをやっているスパでヨガを教えています。

Primarily.b(プライマリー・ビー)さんでは、月1回は妊婦さんで、月3回は赤ちゃん連れでやっています。ここはキッズルームがあってスタッフさんが子どもの面倒を見てくださるので、お母様お一人での参加もできます。ヨガの後は、プロによるリフレクソロジーまたはハンドマッサージもついています。

育良クリニックさんは産後だけで、聖路加さんでは産前・産後もやっています。

吉村:それと、竹村さんはヨガの講師としての活動だけではなくて、「誕生学アドバイザー」の資格もお持ちなんですよね? 誕生学を知った経緯についてお聞かせいただけますか?

竹村:はい。きくちさかえさんっていう、バースコーディネーターさんのところでマタニティ・ヨガを習っていたんですね。きくちさんは、自然なお産にとても興味があった私に育良クリニックさんを紹介してくださいました。家からちょっと遠かったのですけど、育良クリニックさんでお産をしたおかげで、とても楽しく最高のお産と母乳育児を体験することができました。

吉村:そうでしたか。

竹村:妊娠中にきくちさんの講座に全部出て、妊娠期やお産についての勉強を一から出来たんですね。助産師さんが知っていらっしゃることは、ある程度は知っておきたいなと思って、そこで学びました。そのおかげで、生徒さんの質問にもいろいろと答えられるようになったので、それはよかったですね。まだまだ勉強中ですが…。

助産師という職業は本当に素晴らしい! 私の妊娠・出産・母乳育児が幸せな経験となったのも助産師さんのおかげです。もちろん、主人や両親にも感謝です!

それで、きくちさん主催の公開シンポジウムに、「公益社団法人 誕生学協会」の大葉ナナコさんが講師でいらして、そのご縁で誕生学のことをはじめて知ったんですね。

誕生学っていったいなんだろう?と思って話を聞いたら、ビビビっ!と電気が走って…。これが私がやりたい仕事だ!って。それまでは、ヨガが自分の天職かなと一途に思いこんでいたのですけど、誕生学も同じぐらいやりたい仕事だと思って、すごく大変だったのですけど資格を取りました。

大学受験よりも何よりも、いままでで一番頭を使ったっていうぐらい勉強しました。何度も途中でやめようと思ったんですけど、主人も応援してくれていて、毎月大量のレポートを提出しないといけなかったのですが、何とか出来て誕生学の資格を取りました。

■「生まれてきてくれてありがとう」と思えるための手助けがしたい  

吉村:誕生学がどういうものか、かんたんにご説明いただけますか?

竹村:はい。誕生学は子供の自尊感情を高めたり、自他尊重ということを大事にすることを伝えるのが中心というか、「自分は生まれてきてよかったんだ」っていうふうに子供が思えるような授業なんですね。

今の日本の子供達ってなぜか自尊感情が低いようで、「自分のこと好きですか?」ってきくと、「自分のことが好きじゃない」とか「自分なんか勉強もできないし、運動もできないし、生まれてこなければよかったんだ」なんていう子供が多いようなんです。

他の国だと「自分が好きです」とか「自分に自信があります」っていう子どもが多いですけど、日本人はこれだけ恵まれていても自分のことが嫌いだったり、親に「生まれてきてくれてありがとう」っていうことを言われていない子が多くて、「お前なんか勉強も出来なくて、痛い思いしてうまなきゃよかった」とか「お兄ちゃんは出来るのに…」なんていう感じのことを親に言われたり…。

そうして子供が自分に自信をなくしてしまうことから、自殺だったり、いじめだったり、あるいは自分を大事にできないことから、たとえば性感染症にかかったり、望まぬ妊娠に繋がっていくと思うんですね。ちょっと話が広がってきてしまいますけど。

小学校3~4年生ぐらいの時に、いのちって大切で、生まれてきただけでもすごいんだよ、ということを伝えると、子供たちも自分を好きになり、その結果、自分も他人も大切にしようという方向に行ってくれるかと…。親自身も子供時代に愛情をたっぷりうけていない方が多く、被害者でもあるんですけどね。

子供に「生まれてきてくれてありがとう」って親も思えるための手助けを、アドバイザーとしてしたいなと思っています。

吉村:誕生学のお話を聞かせる対象となるのは、小さなお子さんだけではなくて…

竹村:はい、もちろんお母様方とか保護者向けでもあります。基本は、子供たちですが。詳しい講座内容は、私のブログをチェックしてみてください(笑)。

今度機会があったら聞いて欲しいんですけど、骨盤モデルと赤ちゃん人形があって、こういうふうにお腹の中で過ごしていたんだよとか、こういうふうに生まれてきたんだよとか、パネルもリアルなものがあり、3ヶ月目の時にはお腹でこんなことをしていましたとか、指しゃぶりしていたのは、おっぱいやミルクを飲む練習をするためにお腹の中でもがんばって練習していたんだよとか、そういうことを45分かけてレクチャーするんですね。

80%の子供が5歳ぐらいまでによく親に、「ぼくって、どこから生まれてきたの?」「わたしってどうやって生まれてきたの?」って訊くと言われてますが、その時に親が、その質問をたんに性的なイメージでそのまま受け止めてしまって、「そんなことパパに聞きなさい!」とか「そんなのまだ早いんだから、いいの!今は」とか、そういうふうになりがちだと思うんですね。

吉村:そうなりがちでしょうね。

竹村:でも子供が知りたいのは、本当はそんなことではなくて、お腹の中で自分は何をしていたのかとか、自分はどうやって生まれてきて、その時にみんなはどんなふうに感動して迎えてくれたのかっていうことなんですけど、親とはその辺りがずれているんですね。

それで、その質問がなにやら秘め事みたいになってしまって、その類のことは親に聞いてはいけないし、タブーなんだっていうふうに子供が思ってしまう…。そうするとネットとか雑誌とかの不適切な性の情報で、子供たちの目線や関心が、正しい知識を得ずしてそっちのほうに行ってしまう。

でも、小さいうちからこういうことをちゃんと教えておくと(大葉さん曰く、正しく、やさしく、ロマンティックに!)たとえば子供がお風呂とかで「今日こういう漫画を読んだんだけど、これってな~に?」とか親に相談も出来るので。性教育っていうとちょっと大げさなんですけど、子供を守るという意味ではいいと思います。

吉村:なるほど。僕も大葉ナナコさんの本は何冊か読んでいるので、誕生学については知ってはいたのですけど、何となくしか知らなくて、今日はお話が聞けてよかったです!

竹村:男性でもアドバイザーの方がいるみたいなので、よければ資格をとってください(笑)。

吉村:いいですよね、誕生学。

竹村:これは!って思って。二歳の娘にも今から話していて、でも職業柄、いろいろと話しすぎていて、外で娘が「おしっこの出る道と、うんちの出る道と、大切に守られているその真ん中には、いのちの道があります!」って声高に言っていると、「あ、まずい…」って(笑)。

吉村:(笑)

竹村:まあ、いいことですけど、変わっているって思われてしまうかな~と少し気にかけながらも、そんな感じで今から教えています(笑)。

講座は、変わった子を作る(笑)内容にはなっていませんのでご安心ください!!!

吉村:娘さんの成長がいまから楽しみですね!

■生徒さんのおかげで自分も生かされている  

吉村:ヨガの仕事をする上で、あるいは誕生学のアドバイザーとして活動する上で、どんなことが楽しいというか、どういうところにやりがいを感じていますか?

竹村:全部楽しいです! 仕事を単純に楽しいって言ってはいけないのかもしれませんが、全部楽しいですね。

妊婦さんたちが、ヨガが終わった後に「ほんとうに気持ちがよかったです!」と言ってくださると、やっぱり嬉しいですね。

あと、言い方はちょっと失礼ですけど、顔を見て「この方はちょっと難産になりそうだな…」っていう方が、ヨガが終わった後に眉間にいつも皺が入っていたのがなくなっていたり、すごく顔色が良くなっていたり、別人のように優しい顔になっていたりすると、すこしは手助けになっているのかな~と。そう思うとすごく嬉しいですね。もちろんヨガだけの影響ではないとは思うんですけど。

それと、出産後の報告を強制しているわけではないんですけど、みなさんお産の様子や、ヨガで役に立ったポーズや説明などメールで送ってくださるんです。
「産後は目をあまり使わないで下さい!」って言いたいのですが、私も嬉しいのでつい受けてしまうんですが、それこそほんとうに長いメールをいただきますね。

「妊娠中で何が楽しかったというと、ヨガで仲間に出会えたことと(自分で言うのもなんですが)、先生の楽しい話でいつも笑えて、リラックスできて、妊娠中のストレスが全部吹き飛んで…幸せでした!」のようなことが書いてあると、もうウルウルで。やっていて良かったなあ~って思いますね。

吉村:それは嬉しいですよね。

竹村:自分もいろいろなことがあったので…。主人が亡くなって、ヨガをやっていなかったら、レッスンをしていなかったら、たぶんこんなふうにはいられないなと思うと、生徒さんのおかげで自分も励まされ、癒され、生かされているという感じで、いま本当に救われています。

産後のママヨガクラスでは、かわいい赤ちゃんに恵まれたとはいえ、初めての育児でわからないことだらけで不安に思ったり、疲れきっていたり、腰痛、おっぱいトラブル、骨盤底のゆるみから尿もれや痔などのマイナートラブル、夜泣きで眠れずうつうつしている方が多くて。

でも「ヨガをはじめてから肩こりがとれて、母乳の出が良くなりました!」「子供に優しく接することが出来るようになった」「大変なのは自分だけじゃないんですね~」などと言われると、「あ~良かった~」って思いますね。

ヨガ中に、赤ちゃんが泣いていると「チッ!」って舌打ちしているお母さんがいて、大丈夫かなって心配な場面がありました。ちょっと疲れがたまっているなあという感じで。お話を聞くと、ご実家も近くになくて、ご主人も帰りが遅くてほとんど一人で子育てをしている状態で、誰にも子育ての不安や相談もできずにストレスをためていて…。

ヨガ中に私がその方の赤ちゃんを抱っこして、あやしながらポーズをしていたら「なんか久しぶりにのんびり体を動かせて解放されました!」っていうことをその方が言われて。そういう時間が一時でもあると、赤ちゃんはもちろん安心するし、お母さんも安心するし、そうすれば赤ちゃんが泣くことも少なくなるので。「ぜひぜひ毎週来てください!」って。

そういうお母さんのヨガの後の顔ですね。それを見るだけで幸せです! やっていて良かったなって思います。

■深い呼吸でリラックスすることが大事

吉村:僕もヨガを妊娠中から整体を受ける方にも薦めているんです。どうしてもみなさん呼吸が浅くなりがちなのでね…。産後もそうですが、リラックスして深い呼吸を促すヨガはいいなと思っています。

竹村:整体でも呼吸が浅いなっていうのは、妊婦さんを見ていて思いますか?

吉村:はい、思いますね。整体って深い呼吸を導いていくのが一つの目的でもあるんです。とにかく呼吸は大事ですね。

竹村:そうですね。「(ポーズをとりながら)吸いながらここまで、吐きながらここまで一呼吸で行います」というのが、一息で続かないという方が多いんです。でもずっと続けていくうちに、出来ないと思っていたけど「やっと出来るようになりました!」って。もちろんお腹が大きくて、呼吸が詰まってどうしても浅くなってしまうっていうのはあるんですけど。

慣れなんですよね、呼吸って。教えなければいけないとかではなくて、そのお母さんが自分で慣れれば自然に出来るようになるので、それをお産までに身につけられればいいなと思いますね。呼吸が身につけば、お産はしめたもんだ!というようなことは私も思います。

吉村:そうですね。リラックスするのが一番…

竹村:大事ですよね! ほんとにそう思います。だからお産の時に送り出すときの言葉って「頑張ってください!」ではなくて、「頑張って力を抜いてくださいね!」でしょうか。頑張らなくっていいっていう。お母さんが力をいかに抜くかで、赤ちゃんも楽に生まれてくるということですよね。

吉村:心身ともに、いかにリラックスして緊張をゆるめていくかが、妊娠中はもちろん、お産の時も、また産後も大事ですよね。

竹村:わかります。私も力が入りやすいんです。いつも肩の力を抜くことを意識しないと、真剣に集中していると呼吸が浅くなるので。「あ~深呼吸~♪」のような(笑)。ヨガをやっていないとたぶん、肩に力が入って、眉間に力が入って、というタイプなので…。

吉村:そうですか。結構集中するタイプですか?

竹村:そういうタイプですね。集中すると結構まわりが見えなくなってしまうタイプですね。だからヨガ中に生徒さんを見ているとわかります。あの人、きっと肩に力が入りそうだなと思うと、やっぱりヨガ中も肩に力が入っていて…。

ふっとその方の肩に触ると「あっ!」って。自分では気づかないんですよね。「肩の力を抜いてください」って言っても、その人は自分に言われていることじゃないと思っていて。でもそういう人ってわかるんです。自分もそうだったので、あ~あの人もそうだなってわかります。そんな風に自分の経験を生かしています。

吉村さんはリラックスされていますよね(笑)

吉村:いや、僕も肩に力が入りますよ! どちらかというと僕も集中しやすい、というか緊張しやすいタイプなので。

竹村:本当ですか(笑)。そういう穏やかなオーラを私も持たなければいけないんですけど、ヨガやっているのにいつもセカセカしていて。性格ですね(笑)。

■ヨガの効用 ― ヨガと整体の接点  

竹村:でも、ヨガのおかげで代謝がよくて。ほんとによくご飯も食べる方なんですけど。お酒も飲みますし。ヨガで太りづらい体になったかもしれないです。ダンスをやっていたときは、動いても食べた分だけ太るとかだったんですけどね。

吉村さんは痩せられていますよね。鍛えているからですか?

吉村:いえ、とくに何もやっていないんですけどね。食べ物も好きなものを(食べたいだけ)食べていますし。

竹村:お酒は飲みますか?

吉村:毎日飲みますね。

竹村:そうなんですね。整体師さんってすごい筋肉の方がいますけど、鍛えているからというよりも、あれは実際に施術しているからなんですか?

吉村:人によると思うんですけどね。ただ、あまり筋力とか腕力でやるものではないのでね、本来の整体は。

竹村:ああ、そうか。「気」ですよね。

吉村:一般的なイメージでの整体というと、ボキボキしたり、押したり揉んだりといった感じで漠然と捉えられていて、はっきり言って整体の意味が違うものになってしまっていているんです。もちろん、整体の解釈はそれぞれあっていいですし、いろいろな方がいるのでしょうけど、元来の意味での「整体(操法)」というものは、あまり力でぐりぐりと押したり揉んだりする技術ではないのですね…。

ただでも、単純に「気」というと、「なんか手から出ているんですか?」とか「気功ですか?」みたいな感じで誤解されちゃう方もいるので、あえて積極的にそういう言い方もしないのですけど…。まあ、どちらかと言えば…ええっと…

竹村:「手当て」のほうですよね。

吉村:まあ、そうですね。痛いところがあれば、無意識で自然と手を当てますよね。それを応用しているわけです。

竹村:でも本当に手を当てているだけで、「ぶわ~」って温かいものが、こう、お腹の中に広がっていくのは、あれは「気」なんですよね。押しているわけでもないのに。「ぐごごごご~」とか腸が鳴ったり、内臓が動くと「ええ~!?」って。すごい不思議な感覚になりますよね。

吉村:本当はそういった体の自然の変化も、整体をする側の力ではないんですよね。人間の体っていろいろと変化するんです。刺激に対して反応するっていうか、感応するっていうか。無意識の働きや自然の運動があるんですね。目にゴミが入れば涙が出たり、鼻に異物が入ればクシャミをするように。腐ったものを食べれば下痢をするようにね。

だから、もともと持っているような体の自然の働きが、整体を受けることでたんに高まるだけなんですよね。外側からの力で相手を変えていくのではなくて、その人が持っている本能の働きを内側から高めていくのが整体の技術なんです。その意味で、整体は一方通行のコミュニケーションではなくて、受ける側と施術する側の共同作業なんですね。僕はそのお手伝いをしているだけなんですね。だから、一方的に「治す」というわけではないんですね。

竹村:へえ~! でも結果的に楽になるっていうことは、その人の自然治癒力を引き出すというような感じなんですかね。

吉村:そうですね。

竹村:なんだかヨガと近い感じですね。ヨガもそうですよね。「教える」というよりも、その人の持っている「本能の感覚」を呼び覚ますようなところもあるので。

お産はもう、動物的な本能なので、「自然に出てくる動きを、自然に受け入れて動いていると楽に産めますよ」って言うと、「先生に言われたようにリラックスしていたら、勝手に腰が動いて、勝手に四つん這いになって、勝手に生まれていました!」なんて聞くと、ああ素晴らしい!って思います。まさに言った通りですね。

そういう方が最近多いです。上手にヨガを取り入れて。ヨガの思想が入っている方は、すごいな、そのお産…っていう感じで、すんなり楽に出てくる方が多いですね。ただ、そこまでいくのはなかなか、スピリチュアルな世界でもあるので難しいですよね。

吉村:たしかに簡単なことではないかもしれませんね。

竹村:みなさんアーサナ(ヨガのポーズ)を取るだけで最初は精一杯で、しかもそこに楽に呼吸をつけていくというのは、それだけで妊娠期間が終わってしまうので、さらに精神的なところに入っていくためには、もうちょっと前の段階からやっておいた方がいいと思います。もちろん、妊娠期からはじめるにこしたことはありません。

■生まれてくる日は子供が選ぶ  


吉村:妊婦さんと産後の女性にヨガを教えていらっしゃるわけですが、竹村さんのお立場から妊婦さんにヨガを通じてお伝えしたいことってありますか?

竹村:ヨガを通じて?

吉村:ヨガを通じてでなくてもいいのですけれども、とりあえず妊婦さんの場合は、お産という一つの目標というか、目指すところというか、まあ、(さしあたって)仮のゴールがあるじゃないですか。

で、それぞれの立場で最大限「いいお産」がしたい、というか「自分らしいお産」がしたいっていうのがあると思うんですね。もちろん、お体の状況がみなさんそれぞれ違いますから、お産の方法の良い悪いは単純には言えないとは思いますけどね…。

100人いれば100通りのお産がありますし、なおかつ100通りの産声があるとは思うのですけれども、そういった妊婦さんのそれぞれの状況や立場を踏まえて、どんなことを一番お伝えしたいですか?

竹村:わかっている方がほとんどだと思うんですけど、こういうお産がしたいとか、こういうお産であればいいなというのはそれぞれあると思うのですね。でも、やっぱり赤ちゃんが無事に生まれてくることが一番なので、たとえば自然分娩、自然なお産が希望でも、最終的にお医者さんや助産師さんの判断で、緊急帝王切開や、陣痛促進剤を使わないといけないとか、たとえそうなった場合でも、挫折感を味あわなくてもいいんだよ、ってことはお伝えしています。

やるだけやっての結果であれば、それも子供が選んだことでもありますし。生まれてくる日も子供が選ぶし、早めに産みたいお母さんにも、遅く産みたいお母さんにも言うのは、生まれる日は子供が決めるんだということ、お母さんはそれに従ってあげてください、ということですね。

赤ちゃんも自分でこの位置がいいなっていう子がいるので。もちろん、臍の緒が首に巻いていたりということがあったり、いろいろな原因があって、どうしてもっていうのはありますけど、でもなかには、その子ども自身がその位置が好きで、その向きが好きで、そのまま逆子で生まれたいっていう子供もいるかもしれないので…。

吉村:そうですね。赤ちゃんの意思を尊重することが大事だと思います。

竹村:もちろん整体を受けるなどして、頭や骨盤をリラックスさせて元に戻ればいいのでしょうけど、それでも元に戻らないのは、子供がその位置でいたいのだから、何としてでもどんな方法を使ってでも逆子を直すというのではなくて、お母さんも赤ちゃんの気持ちを尊重してあげてくださいって。

いまの時代って、何でも努力すれば、ある程度は手に入るという時代ですよね。努力すれば仕事も手に入るし、努力すれば欲しいものも手に入りますけど、出産に限っては命がけで、それは昔も今も変わりませんが…。自分の思い通りにはならないこともありますよ、ということもお伝えしています。

今まで何でも思いどおりになった人は、余計に挫折感を感じることもあるかもしれませんが、でもたとえそうであっても、まったく挫折感を感じる必要はないし、ダメだったと思う必要もないですしね。

吉村:そうですね。

竹村:「授かった」ことでもありますから、そのことでまず感謝で、しかも無事に生まれてきてくれたらさらに感謝で、極端な話、それ以上何を求めるの?って…。もちろん、こんなに強い言い方はしていませんが、そういうようなことはレッスン中に時々、伝えるようにしています。

お産後のメールにも、「たくさん歩いてヨガをして食事にも気をつけてきたけど、自分の希望通りのお産はできませんでした。でも、先生のおっしゃっていた赤ちゃんが元気にうまれてきてくれたことが嬉しくて嬉しくて涙が止まりませんでした。パニックにならずにお産を乗り切れたのもヨガのおかげです!」なんていうメールをいただいた時は、私もパソコンの前で号泣でした(毎回お産報告メールは母子の頑張りに泣いていますが・・・笑)

それとあとは、吉村正先生がいう「ゴロゴロ(ぱくぱく・ビクビク)」していちゃいけないってことは、とにかくお話していますね。

吉村:それはほんとに大事ですよね。

竹村:みなさん、安静にしてくださいって言われがちだと思うのですけど、健康だからこそ妊娠しているのであって、たとえば海外では、極端な話ですが、スキューバ・ダイビングとロック・クライミングとスカイ・ダイビング以外は、妊婦さんでも何やってもOKと言われているぐらいなので。少し極端な気もしますが(笑)

でもあんまり安静になり過ぎずに、普段通りになんでもやってくださいって伝えています。もちろん病院の先生からダメだと言われたことは、ヨガの先生がいくらやってもいいよって言ったからって、それはダメですけども。

特に臨月に入ったら、バンバン動いて、お腹が多少はっても何でもやってくださいってお伝えしています。

吉村:まったく同意見ですね。

■子供は自分の思い通りにならない  

吉村:じゃあ、産後の女性に対してお伝えしたいことはありますか?

竹村:産後の女性に対してお伝えしたいことも、妊婦さんに伝えたいことと共通しているのですが。

みなさんのご質問を伺っていて強く思うのですが、なんでこうならないんだろう?とか、自分の思い通りにならないということで、みなさん四苦八苦しているんですね。それはたぶん、「子供は自分のもの」みたいな意識がどこかであるからだと思うんです。

吉村:なるほど。そうかもしれませんね。

竹村:私自身も不思議な感覚だったのですが、妊娠中は赤ちゃんと「一心同体」なんですよね。自分の体の一部なので。ただ、生まれてくると、自分とは別の人格のものじゃないですか。それがなんか嬉しいようで、寂しいんですよ。

ずっとお腹の中にいたら、自分と一緒で自分のものなのに、生まれてきたら家族のものだったり、自分だけのものではなくなったり、一個人の性格もあって、だからもちろん私の思い通りにはならなくて。この子にはこの子の性格があって、この子の人格があるんだって思うと、寂しいような嬉しいような、って複雑な思いがしました。

吉村:寂しいような嬉しいような…

竹村:みなさんにお伝えしているのは、子供は一人の人間なので、どうしてうちの子は寝ないんだろう?とか、どうして言うことを聞かないんだろうではなくて、子ども自身の声に、もう少し耳を傾けてあげてださい、ということです。

当たり前のことなのですけど、意外とみなさん出来ていなくて、それをちょっと出来るようになるだけで、わりと育児が楽になったという方が多いので、自分にも言い聞かせつつ、それはお伝えしていますね。

産後も、子ども中心というか、でも何でもワガママを許すいうわけではないんですけど、「三つ子の魂百まで」ともいいますので、抱き癖がつくとか言わずに、たくさん抱っこしてあげてくださいということもお伝えしていますし、夜泣きが酷くてもおっぱいを頻繁にあげないといけなくても、長い人生の中のほんの数年ですので、体力が続く限り頑張ってくださいって。

もちろん、それでストレスが溜まってしまったりするのであれば、そういう時はヨガに来ていただいたり、ご主人とかご家族とか地域のヘルパーさんなどに頼ることも大事かなと思います。

聖路加産科クリニックだと、ショートステイ(産褥入院)もありますから、大変なときは専門の人に頼って、少しおさぼりすることもいいと思います。

吉村:そうですね。あんまり無理に頑張りすぎて、一人で思いつめて一生懸命になりすぎると息が詰まっちゃいますから、そういう時は人に頼ることも大事ですね。

竹村:あと産後の一、二ヶ月はゆっくりしてくださいってことは私もお伝えしています。目を使わずに、おさんどん(台所・掃除・洗濯)も全部、親とか旦那さんにお願いして、おっぱいをあげるのと、寝かしつけることだけはお母さんがやって。ご家族が近くにいれば、おむつ替えもやってもらってもいいと思います。家事もしばらくはご家族に甘えて、それ以降は子ども中心にやってくださいねって。

当たり前のことなんですけどね。当たり前のことを、みなさんあまり言われないというか。「ああ!」って気づくみたいな方が多いですね。最初はこんな当たり前のことを言っておこがましいし、いいのかな、おばあちゃまでもない私みたいな世代がこんなこと言って…と思ったのですけど、意外にみなさん「ああ、そっか…」って思ってくださるようで。

みなさんやっぱり、これまで自分の思い通りにできてきた人生で、子供が欲しいと思ったらいろいろ努力して子供を授かるとか、仕事も努力して手に入れるとか、いろいろやってきているので、子供も自分の思い通りになるんじゃないかと思っている方が多いのですが、でも「子供は思い通りにならないですよ」っていうことを言うと「ハっ!」って感じで気持ちも楽になるみたいです。私も自分に常々、言い聞かせていますけどね(笑)いまだに。はい。

■3.11後の世界 ― 復興に向けて 

吉村:じゃあ、2011年に生まれた赤ちゃんやこれから生まれてくる赤ちゃんに、こんなふうに育って欲しいというようなメッセージはありますか? あるいはこんふうに育てて欲しいというような。

これも毎回お尋ねしているのですが、今年大きな地震があって…、いろいろな意味で大きな変化が多かれ少なかれみなさんの生活の中にもあったと思うんですね。大げさにいうと、それこそ生き方が変わったり、考え方が変わったりというような…。

で、今のこの状況の中で、お子さんを産んで育てていくっていうことは、今までにはなかったようなある種の困難があるというか、いろいろと考えなくちゃいけないこともあると思うんですね。今年だけではなくて、これからもますますそういう困難が出てくると思うのです。

そういった時代に新しい命としてこの世に生を受けた赤ちゃんや、これからの未来を担う子供たちに対して、どんなことを一番伝えたいですか? これも先ほどの誕生学の話みたいになってきますが。

竹村:ほんとうに3.11をきっかけに私自身もいろいろと考え方をすごく変えさせられたというか…。極端な話、家があるだけでも本当に幸せで、家族が一人でもまわりにいるだけでも、ほんとうに幸せなんだなというか。何もかも全部流されてしまったという人の話を聞くとそう思います…。

そういう意味でも、主人が亡くなったときに、「何で…なんで……自分が…?」って思う瞬間もあったのですけど、でも、3.11のときはご主人も子供もご両親も亡くされている方もいるじゃないですか。

吉村:ええ。

竹村:そういう方に比べれば、自分は、主人が亡くなったことはとても辛いけれど、近くに親も住んでいるし、子供もいるし、身近に助けてくれる人がいるんだと思って…。こういうことは、比べることではないのですが…もっと世の中にはほんとうに大変な人がいるんだと思って…。

辛い経験を少しでもプラスにかえていくには、おこがましいですけど、大変な人を私は助けていく立場になりたいなと…。ちょうど誕生学を勉強している時だったので…。そういうふうになりたかったので…。

吉村:ええ…。

竹村:3.11の津波で、産みたくても妊娠中に流されてしまった母親も、生まれたばかりで流されてしまった子も、生まれてきたのにご両親が津波で亡くなり、養護施設に入っている子もいるという現実を身近に見聞きし…。

もちろん、世界中にはもっと貧しい国や、大変な思いをしている人はいっぱいいるんでしょうけど、3.11ほど身近ではないじゃないですか。

吉村:そうですね。そういうことを知識として知ってはいても、リアルには想像も体感もできないですからね…。

竹村:ですが、3.11で同じ日本の中でそういった方がたくさんいるということを考えてみれば、自分が無事に赤ちゃんを産んだことや、生まれてきたことはすごく幸せなことですし、もちろん放射能で、すごい不安な時代に生まれてしまったなという気持ちもあるとは思うのですが、生まれてきただけでもこれ以上の幸せはないと私は思っているので。

助産師さんからお話を聞くと、ストレスで流産してしまう母子もいるらしいんですね。順調だったのに3.11のショックの流産や、死産も多かったり、帝王切開も多くなっているようなんです。そういう意味では、無事に妊娠が継続できて、無事に生まれてきたというのは素晴らしいことですよね。

ですから、こんな時代だからこそ、その子たちの分まで(っていうのもまたおこがましいような言い方ですけど)、大事に育っていって欲しいなと思いますね。

吉村:そうですね。赤ちゃんは未来の宝ですからね。

竹村:これから生まれてくる赤ちゃんも、今年生まれてきた赤ちゃんも「希望」だと思うんです。未来の大人なので。私達がこれから一緒にみんなで育てていって、復興に向けて少しでも助けになればいいなと思っています。

■放射能と同じように大事なこと  

竹村:流産とか死産が多いと聞くと、やはりストレスもあるし、きっと放射能の何かの影響とか、実際に放射能じゃなくても、何かちょっと世界がおかしくなっているんだなあって思いますね…。

吉村:たしかに心理的な影響をいうのは、いろいろな意味で少なからずあるでしょうね。

竹村:放射能のことは、それほど勉強しているわけではないのですが、以前、放射能問題に専門的にかかわっている方の話を聞いた時に、放射能の影響はよくないけれど、それと同じように農薬や化学肥料や添加物などの影響なども子供や妊婦さんにはよくないということを話されていて共感いたしました。

吉村:そうですね。

竹村:もっと食べるものとか飲むものとか、そういったことにも意識しておかないといけないですよね。母乳もそこから作られますから。

放射能が体内に入った場合に、そういう食材ばかり食べていると発ガンのリスクが高まりますけど、逆に自然食をしっかり食べている方は、多少放射能を浴びても(という言い方は変ですけど)それほど体が蝕まれることはないようです。

少し前の話ですが、3.11の後にママたちの心配のネタで、「怖くて外に出られません! 毎日子供にコンビニのお弁当を食べさせています…」と言うのを聞きました。外に出られないのはわかるけど、毎日コンビニのお弁当を食べさせている方が体には悪いじゃないですか。結局そういうことを考えるとすごく矛盾しているんですね。

お水も、「もう水道水を飲ませられない!」と言って、「お水、お水!」と東京でもパニックになっていましたが、お水だけにこだわり、子供に添加物いっぱいのスナック菓子やジュースばかり買い与えて食べさせていたりしたら、そっちのほうがよっぽど毒ですからね。もちろん放射能の心配とは別問題ですけれども、もっと根本的な生活改善が必要ですよね。

お母さんがしっかり手作りの料理をして、出来合いではないものをきちんと食べさせるということが、結局のところ体を丈夫にしていくことにつながりますからね。まず、食生活とか食育をしっかりしていくことが大事ですよね。だから、そこをおさえた上で、別の問題として放射能の影響について考えたらいいと思います。

吉村:そうですね。放射能の影響は、もちろんないわけじゃなくて、妊婦さんや小さなお子さんがいるお母さんは当然気になるところなのですけど、でもどうしようもないっていう側面もありますし、それなりに気をつけつつも、うまく体内からいらないものを外に出せる体にするというか、排泄できる強い体にすることが大事ですよね。免疫をつけるということも含めて、体を整えておくことが大切かなと思います。

竹村:そう、ほんとそうですね。授乳中のお母さんが、タバコを吸いながら、「放射能、怖いわ…」なんて言うのは、意見はわかるとしても、いやいや、まずタバコでしょう!って思いますしね(笑)。矛盾している部分はいっぱいありますよね。体の外に出せるようにするというか、自然治癒力を高めることは大事ですよね。同意見です。

整体を受けられる方で、放射能のことを結構気にされている方はいますか?

吉村:ん~まあ、ある程度は気にしないわけにはいかないところもありますし、あと、僕が整体をする方の中には、茨城の方とか千葉の方とかもいらっしゃって、放射線の数値の高い、いわゆる「ホットスポット」と言われるようなところにお住まいの方もいますので、そういう方たちは東京や神奈川にお住まいの方と比べると、やっぱり気にされているかなとは思いますね。

竹村:そうですよね。

吉村:ただ、今はもう地震からある程度時間が立っていますし、地震直後に比べると少しは冷静に状況を判断できますから、みなさん落ち着いてきているというか。メディアの情報に振り回されてもしょうがないので、自分にとってほんとうに必要な情報をうまくチョイスされているかなとは思いますけどね。

竹村:そうですよね。いろいろな本も出てきていますしね。「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」代表の野呂美加さんってご存知ですか?

吉村:はい(本も読んでいます)。

竹村:私も所属している、きくちさかえさん主催の「出産育児環境研究会」(そこで誕生学のことも知ったのですが)で、野呂美加さんの活動をお話してくださった方がいらして、チェルノブイリのお話をお聞きしたんですね。被ばくの影響の怖さも再認識しましたが、さっきおっしゃっていた、自分で排泄する力や自然治癒力を高めたり、普段から摂取するものを気をつけるだけでも違うと。もし放射能を浴びてしまっても、急に病気や癌にはならないということを聞き、普段からの食生活は本当に大事だなと思いましたね。

吉村:本当にそうですね。

■ママたちが癒される場ができたら  

吉村:最後の質問なのですが。えっと、タイムマシンって乗ったことって、ありますか?

竹村:ないです! 乗りたいです!

吉村:もしね、タイムマシンに乗って、一年後とか三年後とか(十年後でもいいのですが)未来に行けるとしたら(そのときの自分を見ることが出来るとしたら)、竹村さんは何をしていますか?

竹村:未来ですよね。え~っとですねえ…。何年後かなあ、五年後、十年後かなあ…、自分のスタジオ開設というか、サロン開設というか…。

吉村:自分の場をね。

竹村:はい。「場を持つ」というのがずっと夢であって、産前・産後のヨガと誕生学も含めて、産後のお母さん、子供を持っているお母さんや妊婦さんなどの癒しの場ができたらいいなと思っています。それが夢ですね。自分のスタジオというか、サロンというかそれを持っているのではないかなと思っています。そのときは娘にも手伝ってもらいたいなと思います(笑)。だから十年後かなあ。

主人がいるときは、40歳ぐらいにはスタジオを持っていて、子供も三人ぐらいいて、っていうのが自分の未来の夢だったのですが、まあ、ガラっと変わったので、とりあえず今はヨガ・スタジオと誕生学が出来る場が持てたらいいなと思います。

ママたちがとにかく癒される場が欲しいですよね。私の場合は親が支えてくれて、育児中は主人が支えてくれていましたし、妹夫妻も近くに住んでいるので、ほんとに支えてくれる人が身近にいっぱいいたんです。

でも、いま聖路加にママヨガに来ていただいている方でも、ご実家がすごく遠くだったり、ご主人のお仕事がやっぱり忙しくて、子育てもまったく手伝えてもらえていないっていう方がいて、それを聞くと逆によく一人で育てられるなって尊敬してしまうぐらいなんですね。

何が出来るわけではないですけど、ちょっとでもお母さんが楽になってリラックスできる時間が提供できたらいいなと思っています。タイムマシンがあれば、それを見に行きたいですね!

吉村さんの夢は何ですか? 逆に聞いてみたい。

吉村:えっ? 僕の夢ですか? ええっと、それは……秘密です!

竹村:ええ~っ! ずるい!!(笑)。


(2011.11.04 at 魚魯魚魯 宮益坂店 インタビュアー・構成 吉村光弘)



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竹村さんは母子ヨーガのDVDも発売されています。僕も拝見させていただいたのですが、自宅でもじっくりできて、解説も丁寧ですごくいいと思いました(妊娠された方へのプレゼントなどにもいいかも)。

なかなか定期的に通えないとか、近所にいいヨガスタジオがないとか、まずは家でやってみたいという方には、とくにオススメです。そして、お近くの方は実際に竹村さんのヨガクラスに参加されるといいと思います!

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